「絶対に上がる銘柄を見つけた」と思ったとき、あなたはその銘柄に資産の何割を振り向けますか。10割ですか、それとも2割ですか。投資を始めたばかりの方でも、経験を積んだ方でも、この問いに直面したとき、つい「全力投入」の誘惑に駆られることがあるのではないでしょうか。
今週の格言シリーズ第6回は、古くて新しい投資の鉄則「卵は一つのカゴに盛るな」を取り上げます。この言葉の起源は17世紀スペインの小説家セルバンテスの『ドン・キホーテ』にまで遡るとされ、1952年にはハリー・マーコウィッツが「ポートフォリオ理論」として数学的に証明し、ノーベル経済学賞を受賞しました。言い伝えが学術的に裏付けられた、稀有な格言です。
note記事では、私自身が投資歴25年の中で一度だけ、確信に駆られて1銘柄にポートフォリオの約30%を投じた苦い失敗体験をご紹介しています。最初の1年は順調でしたが、2年目に同業他社との競争激化と為替の逆風が重なり、株価は半値近くまで下落。ポートフォリオ全体で15%の損失。「もっと分散していれば」という後悔は、今も鮮明に残っています。
記事では以下の内容を扱っています。
- セルバンテスからノーベル経済学賞まで、400年生き続けた格言の系譜
- ITバブル崩壊・リーマンショックで個人投資家を奈落に落とした「集中投資」の失敗事例
- 確信銘柄に7〜8割を投じてしまう「典型的な落とし穴」とその防ぎ方
- 2026年6月、不透明感の強い日本株市場で今こそ思い出すべき分散の原則
「分散は諦めではなく、生き残るための戦略である」――この一言の意味を、ぜひ全文でお確かめください。

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