GeminiのPro課金、月2,900円、本当に払い続けますか? 中国DeepSeekがぶち壊したAI業界の”大ウソ”

現代の覇権争い

私は今もGoogleのGemini Proプランに月2,900円を支払い続けています。「最高のAIを使うためには仕方がない」と半ば諦めつつ、毎月クレジットカードの明細を見ているのです。

ところがある朝、ネットのニュースを開いて驚きました。「Nvidiaの株価が1日で17%下落、時価総額が約6,000億ドル(約90兆円)蒸発」という見出しです。原因は中国のAI企業「DeepSeek」が公開した新モデル1本。しかも完全無料で公開されたというのです。

「中国のAIが何をしたんだ」と思って調べ始めました。調べれば調べるほど、私たちが長年「AIにはお金がかかる」と思い込まされてきたことが、実は根拠のない神話だったのではないかと感じるようになりました。

DeepSeekの創業者は、もともとAI企業の経営者ではなく、運用資産2兆円のクオンツ・ヘッジファンド経営者でした。そのファンドが2025年に記録したリターンは56.6%。世界最高峰のルネサンス・テクノロジーズの20%を大きく上回る数字です。そしてこのファンドの利益がAI研究に注ぎ込まれ、米国AIチップの輸出規制を「数学的最適化問題」として解いてしまったのです。

記事では、DeepSeekのAPIがGPT-5.4の100分の1以下の価格になっている驚きの価格比較、中国政府の半導体国家ファンドが評価額8兆9,000億円でDeepSeekに出資しようとしている異例の動き、そしてHuaweiの国産チップとDeepSeekが組み合わさって進行中の「スタック戦争」まで、詳しく解説しています。

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