ひふみの積立をやめました ― 設定来プラス872%、ただし5年ではTOPIXの3分の1でした

投資戦略ラボ

ひふみを積み立てていました。やめました。TOPIXに負け出したからです。

ただし売ってはいません。いまも持っています。含み益はかなりあります。買った、やめた、でも売らない。この3つは全部ちがう判断です。

成績は私が計算する必要がありませんでした。レオス・キャピタルワークスが毎月公開している月次運用レポートに、TOPIXと並べた数字が載っています。2026年9月30日が作成基準日の最新版から、そのまま書き写します。

  • 5年:ひふみ投信 プラス49.74% / TOPIX プラス128.72%
  • 10年:プラス193.94% / プラス292.82%
  • 設定来:プラス872.11% / プラス463.98%

最後の行だけ、逆になっています。2008年の設定以来では400ポイント以上ひふみが勝っている圧勝です。ところが10年、5年、3年、1年、6ヵ月、3ヵ月、1ヵ月と、ほかの期間はすべて負けています。つまり設定来の勝ち分は、最初の数年でつけた差だったということです。

記事では、次の内容を扱っています。

  • SPIVA日本スコアカード2026年中期版の実数。日本の大型株は10年で83.38%が負け、新興国株は10年・15年ともに100%が負け。それでも日本株だけは5本に1本が勝っている話
  • アクティブ株式投信の15年生存率は46.47%。半分以上が消える商品で長期投資をしていたという話
  • では勝ち組の1本を事前に選べるのか。2016年の秋以降にひふみを買った人は、どの期間で切ってもTOPIXに負けています
  • 海外株のひふみワールドは設定来プラス198.26%。それでもオルカンには5年で56ポイント負けていました
  • 含み益は、自分の腕の証明になりません。見るべきは損益率ではなく、同じ期間の指数との差です
  • 私が経験した投資信託の強制償還2回。中期国債ファンドと、100万円が50万円で戻ってきた未公開株ファンド
  • 積立をやめることと、売ることは別の判断です。売るという判断には税金という値札が付いています

今回使った道具は、月次レポートと引き算だけです。どれも私が発見したことではなく、運用会社が毎月公表している表に最初から書いてあったことです。

▶ noteで全文を読む

本記事の数値は2026年10月時点で公開されている資料にもとづきます。投資は自己責任です。税金の取り扱いは口座区分やほかの取引によって変わりますので、ご自身の取引報告書をご確認ください。

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