GSユアサのAI分析レポートを検算したら、四半期のセグメント表が3年前の数字でした Gemini Proの「Strong Buy」は信じてよいのか

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Gemini Proに、ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674)の企業分析レポートを作らせました。沿革から業績推移、事業セグメント、中期経営計画、リスク、投資適格性まで。出典リストが64本付いた、かなり本格的な体裁のものです。

結論はこうでした。「中長期的な投資適格性は極めて高い(Strong Buy相当)」「日本市場でも稀有なディフェンシブ・グロース銘柄」。読んだ印象は、正直よく書けています。論旨も通っている。

ただ、数字を全部検算しました。そうしたら、いくつも合いませんでした。

レポートが「2027年3月期第1四半期の実績」として挙げた営業利益は35億70百万円。実際は115億78百万円です。3.2倍のずれでした。さらに「直近の第1四半期のセグメント別」として載せていた表は、照合すると2023年3月期、つまり3年前の通期決算の数字と1円単位で一致しました。

noteの記事では、次のような内容を扱っています。

  • 最初に気づいた違和感――営業利益35億円に対して経常利益121億円という不自然な関係
  • セグメント表が3年前だと分かった照合の手順。しかも内訳の合計が合計欄と489百万円ずれている理由
  • 有利子負債678億円、配当性向24.7%、中計の「1年前倒し達成」――ほかに見つかった誤りの一覧
  • いちばん怖いのは、誤りが結論を強気にする方向に働いていなかったこと。数字が結論を作っていない
  • 出典64本は何も防がない。出典が付いていることと、数字がそこから取られていることは別
  • では実際のGSユアサはどうなのか。正しい数字で見た2026年3月期と、8月5日の上方修正
  • それでも「ディフェンシブ」と呼べない3つの理由。上方修正してなお純利益は減益予想
  • ホンダとの5,000億円規模の投資と、経産省の1,835億円。補助金は稼働率を保証しない
  • 私がやった検算の手順を5つ。IRサイトを開くだけで、5分で済みます

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