スーパー株を優待で選ぶと危ない ― 30社を並べたら、客数が増えている会社は4社だけでした

投資戦略ラボ

株主優待の人気ランキングを見ると、スーパーマーケットの銘柄が必ず上位に入ってきます。もらえるのが自社の買物券やキャッシュバックなので、毎週使う店であれば確実に使い切れるからです。

このセクターの上場30社について、決算数値と株価指標を1社ずつ並べて調べました。株価は2026年8月31日時点、財務は各社の直近本決算です。そこで出てきた数字が、優待を目当てにこのセクターを見ている人にとって、かなり具合の悪いものでした。30社のうち、客数がプラスの会社は4社しかありません。

食料の物価は前年比プラス3.5%上がっているのに、スーパーの既存店売上はプラス2.3%しか伸びていない。差し引きすると、売れた量は減っています。青果に至っては既存店99.0%と前年割れです。増収の中身は値上げであって、客ではありません。

note記事では、次のような内容を扱っています。

  • ハローズ0.24%、平和堂0.75%、イズミ1.94% ― 優待利回りを実際に計算するといくらか
  • 客数がプラスの4社はどこか。そして、その4社がスクリーニングを1社も通らない理由
  • 客を奪っているのはECではなく食品ドラッグ。3社の食品売上だけで1兆1,501億円
  • イオンの営業利益の48.7%は、スーパーではなくモール賃料と金融が稼いでいる
  • オーケーとロピア ― 未上場ゆえに画面に出てこない、いちばん客を増やしている会社
  • 証券サイトの予想PERが壊れていた2社と、その見分け方

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