メガバンクの5年定期は年1.00%です。三井住友信託銀行の5年定期は、年2.20%から2.30%です。倍以上あります。
こういう数字を見ると、昔からお金のことを見てきた人ほど身構えます。高い金利でお金を集める銀行は危ない、というのが長いあいだの常識だったからです。日本でただ一度ペイオフが発動した2010年の日本振興銀行も、高い金利の定期預金で資金を集めていました。
私もこのプランを使っています。使ったうえで、本当に大丈夫なのかを公表数字だけで確かめました。結論は大丈夫です。ただし、大丈夫な理由はたぶん想像とは違います。
2026年10月募集の個人向け国債は、固定5年が年2.39%でした。信託銀行の2.30%は、国より低いのです。異常なのは2.30%のほうではなく、政策金利が1.25%になった国で5年定期に1.00%しか払わない、そちらのほうでした。
記事では、次の内容を扱っています。
- 10月の適用金利の全部。2年・3年・5年、100万円以上と1000万円以上で金利が違う理由
- なぜ三井住友信託だけが払えるのか。答えは預金と貸出の比率でした。三井住友信託は85%、三菱UFJ銀行は56%です
- 危ない銀行なのかを健全性の数字で確認。CET1比率11.01%、開示債権比率0.2%、D-SIB指定
- それでも注意すべき3点。1000万円以上で金利が上がる設計の意味、原則解約できない5年固定という賭け、そして満期後に2.30%が1.00%に戻る話
- 世の中の資金はむしろ短期に逃げています。3カ月以上6カ月未満の定期が44兆円、1年で26%増の31年ぶり高水準
- 比べる相手を銀行から国債に変えると、景色が変わります
続きは、noteの記事でお読みください。
金利・財務数値は三井住友信託銀行および三井住友トラストグループの公表資料、財務省の個人向け国債の募集条件、報道にもとづきます。執筆時点は2026年10月24日です。インターネットバンキング限定プランの金利は毎月見直されるため、最新の条件は必ず同行の公式サイトでご確認ください。投資および預金の判断は自己責任でお願いします。

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