エヌビディアが自分の客に出資しています ― AIバブルを支える「循環取引」と6年償却という会計マジック

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AI関連の決算やニュースを追っていると、どうにも落ち着かない気持ちになります。株価は強い。設備投資の発表は毎月のように出てくる。それなのに資金の流れを一つずつたどると、同じお金が同じ会社たちの間をぐるぐる回っているだけではないか、と思える場面に何度も行き当たるのです。

エヌビディアがOpenAIに出資する。OpenAIはその資金でデータセンターをつくる。中身はエヌビディアのGPUです。つまり渡したお金が、めぐって自社の売上として戻ってくる。そこにオラクルが加わると、資金はきれいに三角形を一周します。国際通貨基金(IMF)も、循環的なAI融資が売上高と企業価値を人為的に膨らませる恐れがあると警告しました。

そしてもう一つ、決算書を読むうえで効く視点があります。減価償却です。AI半導体は12〜18カ月で性能が3〜5倍になるのに、財務諸表ではおおむね6年で償却されている。この差は、そのまま「利益」として決算書に残ります。

note記事では、次のような内容を扱っています。

  • エヌビディア・OpenAI・オラクルの間で資金が一周する「循環取引」の構図
  • 1990年代の通信機器バブルで起きた、まったく同じ「ベンダーファイナンス」の末路
  • 2026年のハイパースケーラー設備投資8000億ドル超と、ベインが試算した収益ギャップ
  • アマゾンのフリーキャッシュフローが初のマイナスへ。自己資金型から借金型への転換
  • マイケル・バーリ氏が指摘する「耐用年数いじり」と、26兆円の減価償却費過少計上
  • オラクルのCDSが2008年末以降で最悪水準に。株式市場と債券市場のどちらを信じるか
  • 個人投資家が決算書で確認すべき3つの数字

続きは、noteの記事でお読みください。

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